私の自己理解は、最初から「自分を知りたい」と思って始めたものではありませんでした。
もとは、生きづらさを感じていたこと。
アダルトチルドレンという概念を自覚して、回復を目指して過去を振り返るワークに取り組み始めました。
”なぜ、自分がこんなにも苦しいのか” を知るために、やらざるを得なかったことです。
自分の内側を深く探っていくと、なかったことにしていた過去の傷や、無意識のうちに抑え込んでいた感情に真正面から向き合うことになります。
私は、長い間、「幼い頃に本来の自分らしく生きられなかった喪失感」を抱えていたことに気づきました。
置き去りにしていた感情を迎えに行くことで、過去の自分を受け入れられるようになったのです。
さらに、私にとって大きな転機となったのが、過去世を見るという体験です。
過去世から今の自分を俯瞰することで、自己理解は、自分だけで完結するものではないと気づきました。
一人一人に、その人にしかわからない物語がある。
そう思うと、人を、目の前の言動やある一部分だけで判断しなくなりました。
自分を理解することは、他者を理解し、人と分かち合うことにもつながっている。
自己理解は、私の愛の形なのだろうと思います。