過去世-神官1

過去世回帰

ミラン牧師との対話(1)<看取る人>

【過去世No.007】古代ギリシャ時代に神官だった過去世を記録しておきます。タイトルは、対話(1)としたけれど実は10年ほど前に少しだけ映像を視ていました。改めて今、対話した内容を記録しておきます。

*****

(高齢のミラン神官が赤い表紙の分厚い本をパラパラとめくって見せてくれた。)

ミ:私は神の言葉を一つたりとも逃さないように書き留めている。ここには有識者達が集まる。どんなことでも学べる。無限に学べる。学ぶことで生きられる。

*****

(若い頃のミラン神官が現れた。)

白っぽい土壁の狭い自分の部屋に、ベッド、机といす、小さな本棚がある。ベッドには、死を待つ男性が横たわっている。机の上にはろうそくが灯り、その横で小さな木箱からグレーの石を取り出している。彼はそれを横たわっている男性の胸に当てて怖れを取り除いている。この人は死にゆく人を看取る役目らしい。

B:エゴはないのですか?

ミ:神が私に望まれることに努めると私は望んだ。だから望み通りのことをしている。

B:人を看取る時どんな気持ちなのですか?

ミ:人は死ぬ間際に怖れや苦しみに襲われるが、同時に強い愛情や感謝も感じている。それは人間が生まれる時に持っていた純粋な愛の状態に近い。その傍らにいる自分は浄化されているような気持ちになる。

B:生い立ちを聞かせてもらえますか?

ミ:両親と弟2人。家は貧しく長男の自分は体が弱かったために9歳になる前にここの神官へあずけられた。仕方ないこととはいえ、恨み、悲しみ、怒り、憎しみ、自己憐憫、自己否定、弟達への嫉妬があった。

そんな私を見て神官が教えてくれた。
「それらの感情はすべて尊いものだ。神から人間に贈られた美しいもの。たとえ汚く見えてもだ。人はそう思わないかもしれない。だが君は今、間違いなく神から贈られた尊い経験の中にいる。この世界に愛でないものなんて何一つ存在しない。全部しっかりと受け取りなさい。ここはそういう所だ。」

未熟な私には難しかった。この世界の不条理がすべて集まっているような所に見えていたから。体の不自由な人、病に苦しむ人、死を待つ人、罪を犯した人。親に捨てられた自分もまたその中の一人だと感じていた。

最期の時を迎えようとしている病人が、傍らの片腕のない男に必死に感謝の言葉を伝えようとしている。それを見た私は胸のつかえが取れたような気がした。神官の教えをほんの少し理解出来たのかもしれない。この自分を頼りに生きていこうと思えたんだ。

過去世-海で亡くなった男海で亡くなった青年(過去生No.015)前のページ

魂の導きは愛が順路 次のページハイヤーセルフの宣言

関連記事

  1. メンタルブロック-絶対に自分は許されない

    過去世回帰

    許すも許さないもない

    今だ強固に残っているメンタルブロックがある。なぜ自分は許されないと思…

  2. 過去世-剣士-僧侶

    過去世回帰

    剣士から僧侶になった男性(過去生No.025)

    ■日本(江戸時代)、白浜の海、松の木、気温は高い。若い青年剣士。グレ…

  3. 過去世-兵士

    過去世回帰

    戦争で亡くなった青年兵士(過去世No.016)

    ■1800年代イギリス人少年ジェイミーは両親と弟の4人家族。尊敬する…

  4. 過去世-前世-オランダ人女性

    過去世回帰

    オランダ人女性(過去生No.026)

    ■中世期のオランダ人女性マリアンダは25歳で独身。両親と3人の田舎暮…

  5. 過去世-海で亡くなった男

    過去世回帰

    海で亡くなった青年(過去生No.015)

    ■南国の海。アジア系アメリカ人のアレン(21歳・黒髪)は、友人キース…

  6. 過去世回帰

    タイの若い僧侶(過去生No.030)

    2024年8月、偶然に欲しかったティンシャが手に入った。想像を遥かに…

  1. その他

    ハイヤーセルフの宣言
  2. 過去世-剣士-僧侶

    過去世回帰

    剣士から僧侶になった男性(過去生No.025)
  3. ハイヤーセルフの宣言

    その他

    魂の導きは愛が順路 
  4. メンタルブロック-無視する

    その他

    時間が経たないとわからないこと
  5. 過去世-新人看護師

    過去世回帰

    新人ナース(過去世No.029)
PAGE TOP